農業体験(12月27日)に行ってきました
令和5年も押し迫った師走12月27日に、宮崎市の跡江地区になる農業法人宮崎アグリアートをお借りして、行われた「みんなでわくわく農業体験」に行ってきました。
主催は地域交流サロンたんぽぽで、ひなたネットワークの「やってみよう! 地域活性化応援事業」補助金も活用されています。
今回のメインの活動は、お正月前ということで、餅つきです。臼と杵でつく訳ではありませんが、火起こし、お米を蒸す作業、丸める作業を子ども達みんなも体験しました。
この日は、暖かく、風も穏やかで、火を炊くのには絶好の環境でした。
なお、今回は、顔が出せない子どもさんもいらっしゃいましたので、ほとんどの写真には、子ども達の顔が写らないようにしています。本当は、子ども達の表情を見ていただきたいところですが・・・。
↑餅米を蒸しているようす
手前の男性が、宮崎アグリアート代表の松本さんです。松本さんのお子さんも参加されていました。
主催者の川瀬さんのお話では、予想以上に参加者が多かったということで、参加親子、協力のボランティア、地区の社会福祉協議会の皆さんなども加えて、60名以上の参加で大盛況でした。
子ども達に話を聞くと、一番楽しかったのは、このお米を蒸す作業だったようです。薪で火を扱う経験がほとんどの子どもさんが人生初体験だったようです。あるお母さんも、「子どもも初体験ですが、私も初体験です!!」と言われていました。子ども達は、顔や手が熱いとか、湯気の熱気、蒸し上がるお米の匂いなど、多くの経験をしたようです。
◆川瀬さんのお話。「この事業の狙いとは?」
自然を通して一からお餅を作る活動やお野菜を種から植えて収穫までの活動のような自然の体験を行う事により、子どもたちの感性とか五感などを育んでいく経験がそこから得られたらいいかなと思うことと、加えて、その体験が、子どもたちの自立とか成長につなげることができたらいいなという思いで、今回活動させてもらってます。
↑蒸した餅米を機械でついているようす。
子ども達は、つぶつぶの餅米が、だんだんとつやつやのお持ちに変わってく様子を食い入るように見ています。
↑つきあがったおもちを丸めて諸蓋に並べているようす
きれいなお餅ができました。さすがに、大きさはまちまちです。大人も子ども楽しそうにわいわいやっています。
今回は、0歳(生後10か月)の赤ちゃんから80歳のおばあさんまで、幅の広い世代間交流も実現!
◆川瀬さんに今後の活動のこともお聞きしました。
今回のような農業体験や木工体験などの体験活動等のイベントを通して、毎月やっている子ども食堂や学習支援等の活動をもっと広げていければいいと思っています。
↑空いた時間にモール細工
↑干し柿作りに挑戦の親子
↑あやとりの実演
餅つきだけでなく、この日は、干し柿作り、モール細工に、あやとりの実演など、内容も盛りだくさんでした。お昼には、収穫したお野菜を使ったスープとお弁当を頂きました。