みんなとつながる研修会を行いました
令和5年7月8日午後2時から、令和5年度のみんなとつながる研修会を、宮崎市の清武文化会館2階研修室でで行いました。
令和4年度のやってみよう地域活性化応援事業の補助団体である五ヶ瀬町のくらら「よかんど」の会と都城市の杏カフェの事例発表を行いました。
くらら「よかんど」の会は、生ゴミを堆肥にし、「食べたものでたべたものをつくる」を合い言葉に活動されています。地区内の学校が閉校になってことを契機に、なんとか地域おこしをしようとの思いから他県の先進事例に学びながら、手探りではありますが、確実な取り組みをされています。今、注目のSDGsの観点からも大事なお取り組みです。参加者からはいろいろな質問が出てきました。
続く杏カフェさんは、当初は女性を対象にした1回完結の研修会を学びたいというニーズに応じて取り組まれてきました。現在では、子供から高齢者まで多様な方を対象に世代間交流も含めて、活動の幅が広がってきています。地域活性化補助金が地域おこしにお役にたっていることがよく分かりました。
休息の後、NPO法人のSwingByの高橋芳香代表の講演を行いました。
子供の貧困問題に取り組まれてきた高橋さんの含蓄あるお言葉にすっかり魅せられてしまい、写真を撮るのを忘れてしまったほどです。もうしわけありません。高橋さん公演中ののお写真がありません。ご自身のミッションを「世の中に眠っているお金を、こどもたちのために循環させること」とおっしゃっている高橋さん。高橋さんが主宰されているSwingByは、葬儀社や青年会議所にお勤めになっていた高橋さんご自身の経験を生かしながら、奨学金制度を立ち上げられ、困窮している子ども達の学習支援・生活支援を行っている団体です。「子供の貧困は子供には責任はない。保護者の貧困が問題」「貧困問題は「貧」と「困」を分けて考えないといけない。今のその人の「困」に寄り添い解決を図っていくことが大事」「「事実」は「過去から」。「未来」は「これから」。「助けて!」「SOS」より「教えて」を。」「「支援された子供」が「支援する大人」になっていく取り組みが大事」「子どもたちの未来は、子どもたち自身の力で拓いていくまで伴走する」「誰かが「助ける」よりも、本人が自分自身の力で「立ち上がる」ことが大事。瞬間的な手助けと長期の見守りの両方が必要」「自分の人生は、自分で決める。まず動き、動き続ける。できないことはしない、考えすぎない。」など、私も心に残った言葉をたくさん頂きました。
16時35分に研修会を終了しました。参加者全員で片付けを行い、会場をでました。
夜。18時30分から宮崎市橘通西の黒木屋宮崎総本家で懇親会をおこないました。こちらも14名の参加がありました。最後に記念写真を撮ろうと言っていたのに、盛り上がりすぎて、すっかり忘れてしまっていました。すみません。写真がありません。